気が向いたら更新するブログ

はじめよう!ボタニカルLiFE

2019年のアニメを振り返って

今年もお疲れ様でした。2019年も終わりに近づいていますので、

2019年、自分が観たアニメの中(全話観たもの)で順位をつけてみました。

完全に自分の好みなので、皆様が気に入るものかわかりませんが、個人的にはすべてお勧めなので、もしお時間があったら観ていただければ幸いです(固い)

さっさといきたいと思います。まずは1位から・・・

 1位 Dr.STONE

≪あらすじ≫

根っからの科学オタクで科学部部長としてごく普通の高校生活を行っていた千空(16歳)

しかし、ある日地球上の全人類が石化するという現象に巻き込まれる。

石化後自力で復活した千空は、原始時代に戻った世界で自らの科学の知識を使い、仲間とともに奮闘する。

≪感想≫

原作は週刊少年ジャンプで大人気連載中の漫画。正直恥ずかしながらこの漫画を知らなかった私はネットの前評判の良さに押されて、とりあえず1話目を観た。

あれ、これ凄い面白くない?と2話以降も見続け、最終回の24話まで1話も逃さず見続けた。

24話もあるけど本当につまらない話がない!非常にテンポが良くいい感じにサクサク進む。

素人には分かりづらいしとっつきにくい科学の説明がとてもわかりやすく表現されており、ギャグも多い。科学アレルギーがある大人もこのアニメは観れるんじゃないかな?

このアニメの面白さはキャラクターの魅力もあるのかなと思う。

知識が半端なく合理的だけど、意外と情に熱い主人公の千空(たまに主人公とは思えないゲス顔を見せる)、千空同様理数系で科学の話になったら目をキラキラさせる「ヤベー」が口癖の好奇心旺盛な語彙力ない系男子クロム、

人心掌握に長けており千空の村一番の理解者のゲン。などなど他にもたくさん。

アクションに重きを置いた作品では無いので超絶作画で圧倒させるアニメではないですが、静止画で十分迫力あります。なんといっても背景がとても綺麗。

演出や脚本が毎度とても良く、何かが完成した時は村人と一緒に達成感や感動が味わえるところが何よりも一番このアニメの魅力なんじゃないかなぁと思う。

押しつけがましくなく素直に味わえる感動があっておすすめ!

 

2位 さらざんまい

≪あらすじ≫

舞台は東京浅草。中学2年生の一稀、悠、燕太はある日謎の生命体「ケッピ」に出会うが、カエルと間違えた為怒りを買い、カッパに変身させられてしまう。

元の姿に戻りたければ”ある方法”でつながりゾンビの尻子玉をもってこいと言われ3人は尻子玉を探す。

≪感想≫

監督は熱狂的信者が多い、イクニこと幾原邦彦さん。

放送のかなり前からPVを流しており、制作側の気合いが伝わっていた当作品。

最初に一稀、悠、燕太の3人はケッピから、金の皿1枚、銀の空5枚集めたらひとつ好きな願いを叶えると告げられます。

カパゾンビと戦い、奪った尻子玉をさらざんまいという転送ツールを使用しケッピに渡さないと皿は手に入らないのだが、それにはリスクが伴います。

それは「自分の隠している秘密を他の2人に漏えいしなくてはいけない」という事。

その秘密がなかなかエグく3人の関係性も徐々に変わってきます。

表向きには皿の使い道をみんなで話し合って決めても、内心自分の願いを叶えたいと思っていたり、自分では無い大好きな人の願いを叶えたいと思っていたり。そこらへんの人間ドラマも面白いと思いました。

独特すぎる演出は映像ドラック的な要素があり、映像をただ見てるだけでも楽しく中毒性があります。そしてカッパになった3人が可愛い(笑)

とにかく1話毎の情報量が多すぎて伏線も多く散りばめられている為、ネットでの考察を観たり

「え?この子黒幕じゃないよね?」と色々考えながら観ても楽しめます!

毎回一切乱れない綺麗な作画で、久慈(悠)と久慈兄の回「エピソード9」は気合いの入り様が違ったと思います。アウトローで不器用な兄貴を演じる津田健次郎さんの迫真の演技も見物なので、是非観てほしいな・・と思います。

 

3位 彼方のアストラ

≪あらすじ≫

大自然の中5日を過ごす」という惑星キャンプの目的地のマクパで無作為に選ばれたメンバーのケアード高校の学生が謎の球体の襲撃を受け、宇宙空間に投げ出されてしまう。メンバーはそれぞれ協力しあい苦難を乗り越え、最終的に犯人を突き詰める。

≪感想≫

本当に引きが最高!2019年観たアニメの中ではナンバー1だと思います。

毎話凄い先が気になる所で終るから、次話が気になって最速配信のアマプラで観て、皆のリアクションが気になるから1周遅れ配信のニコ動観て。それだけ楽しみだったし皆で楽しみたかった(笑)

中身に関しては話したらネタバレになってしまうし、絶対にネタバレを観ない方が面白いアニメなので内容に関しては語らないです!

一つ言うならばカナタ・ホシジマのキャラクターがとても魅力的。

とにかく面白いのは間違いなし。原作を読んで中身を知っている方にもお勧め、作画も丁寧で良い。ギャグシーンも多く笑えます。

声優は珍しく決め打ち(オーディションは行わず、監督やスタッフなどが話し合って指名)で、豪華キャストですがぴったり役にはまっていました。

  

4位 この音とまれ!

≪あらすじ≫

当時、部員が倉田しか居なく廃部に追い込まれていた時瀬高校の筝曲部。

元不良の工藤愛、琴の家元の鳳月さとわなどが入部し部員不足は免れたが、

不良だった愛を良く思わない教頭が1か月後に全校生徒の前で演奏をしろと提案する。

教頭を満足させる演奏が出来なければ即廃部。はたしてどうなるのか・・・

≪感想≫

 物語の舞台は筝曲部(お琴)だけど、青春ものが嫌じゃない人には是非すすめたい。音楽が好きな人にはもちろん。

基本恋愛など無い(キュンはあるが)体育会系な熱い作品です。

筝曲部のメンバーは性格や見た目それぞれ個性はあるが、根はとても純粋でまっすぐで思いやりがある子ばかり。技術は勿論ですが、仲間の言葉を受け、性格面でも成長していきます。

未経験から始めるメンバーも多く、経験者もそれぞれ壁にぶつかったりするので、箏をやっていなくても「この悩み共感できる」とか思えるんじゃないのかな。

内容はカットもあったけど、大事なシーンはカットしてないし、基本原作に忠実。

作者の声も多く反映されていた様で、無名監督ならではの柔軟さが面白さに繋がったと思います。

25話の演奏シーンの演出、演奏が本当に素晴らしくまさしく神回。是非観てほしいです。

原作のアミューさんの絵は凄く綺麗で表現力も豊かな方なので、作画もそれと比べるとど残念だけど、アップの絵(特に愛とさとわ)は気合いが入っていてすごく綺麗。

 

5位  鬼滅の刃

≪あらすじ≫

大正時代、亡き父の跡をついで炭焼きをして家庭を支えていた主人公竈門炭治郎。

彼が家を空けたある日、家族は鬼に惨殺されてしまう。唯一生き残った禰󠄀豆子は鬼になっていた。禰󠄀豆子を人間に戻す方法を求め鱗滝左近次の元を訪れた炭治郎。

修行を経て「鬼殺隊」に入隊。仲間とともに鬼を殺す旅に出る。

≪感想≫

今年アニメ、漫画ともに世間を賑わせたこの作品。

観てないけど名前は知ってるって方も多いのでは? 

 アニメはアクション演出やCG作画に定評がある「ufotable」が制作し、音楽面では「ufotable」作品に多く関わっている梶浦由記、椎名豪が参加し、話題に。

毎話映画クオリティ。アクション面では2019年でダントツ1位だし、この制作会社の演出は本当に綺麗。もう映像面では何の問題なく本当に最高のクオリティだと思います。

キャラクターのデザイン、性格もそれぞれ個性的だが魅力的で女性ウケが異常に良かった理由もわかります。主人公の炭治郎もとても心優しくストイックで真面目なのだけどたまに天然ボケかます良いキャラだし、善逸が非常に可愛いルックスだったり、あと冨岡 義勇かっこよすぎだろ・・(義勇は個人の感想)

 でも、2クールだからしょうがないにしてもテンポ悪く間延びしたり、この戦い長いな。まだ続くのか・・と何度も視聴を辞めそうになった事があった。

でも、そんな中真面目なシーンで唐突に入るギャグ(狙ってるのか本気なのかわからん)があったから最終回までなんとか観れたかな。

序盤でつまらないと思わず最後まで観た方が良いと思う。

2020年、映画公開予定だそうで。それも大ヒットするんだろうなぁ。

 

6位 荒ぶる季節の乙女どもよ。

 ≪あらすじ≫

主人公小野寺和紗は、高校で文芸部に入部する。題材として扱われるのは、日本の純文学ばかりで戸惑いながらも、男女交際に潔癖な部長・曾根崎り香、小説家志望の本郷ひと葉、和紗の友人・須藤百々子、元舞台子役の美少女・菅原新菜といった個性的な部員たちに囲まれながら高校生活を謳歌していた。

ある日、文芸部の題材図書に性的な描写があったことをきっかけに、和紗や部員たちは性について意識し始める。そして和紗は、お隣の幼馴染で兄弟のように仲良くしている典元泉が、アダルトDVDを見ながらオナニーしている所を目撃してしまう。

≪感想≫

 あらすじを観てどういう作品なのかはある程度伝わるかな(笑)

文芸部のメンバーはその個性的な雰囲気からクラスなどでも浮いており、主人公の小野寺和紗も例外ではなく周囲からは「地味子」と呼ばれている。

私はそんなクラスの端っこにいるけれど自分の好きな事を楽しんでいる人に憧れを持っていたのでこういう子達にスポットライトが当たる作品は好きです。

文芸部メンバーは純朴で恋愛に対して異常な程の潔癖症(新菜や百々子に関しては嫌悪?)で自身の高校時代を振り返っても「いや嘘でしょ」と突っ込みたくなる場面もあります。

でもそんな潔癖なメンバーも恋愛を通して壁にぶち当たったり、成長したりする様がなんだかとても良いなと思いました。

めちゃくちゃ潔癖だったのにも関わらず恋人が出来たもんだから、妙に上から目線になる部長がむかつくけど憎めなくて最高だし、和紗の幼馴染の泉くんはいっつも驚くほど間が悪いけれど純粋で凄く可愛くて、主人公の和紗もとても純粋ですごく応援したくなるキャラクターです。個人的には本郷さんのポジションが観ていてとても辛くて寄り添いたくなる。

非常に初々しく、観てて恥ずかしくなる場面も多々あるけれど可愛らしいキャラクターデザインで生々しくなるのを上手く避けていると思う。 

 

7位 女子高生の無駄づかい

≪あらすじ≫

都立さいのたま女子高等学校(通称「さいじょ」)に通う個性派ぞろいのJKたちが女子高生活を無駄に浪費する日常学園コメディ

≪感想≫

とにかく個性的なキャラクターが登場する女子高が舞台のコメディ。

メインキャラクターの一人 田中 望(バカ)が付けたクラスメイト全員のあだ名が絶妙でそれだけでも笑えます。

キャラも相当個性的で魅力的。

BL大好きで漫画家志望の「オタ」は突っ込みポジだけど、すぐBL妄想して興奮するとオタク特有の早口やクソデカ大声出すし、

小学生なみに小さくて可愛い「ロリ」は、舐められないように皆の前ではツンツンしているけどめちゃくちゃおばあちゃん子で可愛すぎる。

「バカ」は本当にバカだけど、愛嬌たっぷりで憎めないし誰とでも絡めるコミュ強でバカが居るクラスは絶対に楽しいと思うな。

基本1話完結で個人的には「ろぼ」回の10話が頭おかしくて好きですね・・・

OP映像がめちゃセンスあって好き。groupinouのPVにもこんな演出あったような・・

個人的にはマジョとマジョ姉が魔方陣描いて中二病の「ヤマイ」が召喚されるところが好きです。

 

8位 BEASTARS

≪あらすじ≫

中高一貫校の「チェリートン学園」 で草食獣の「テム」が肉食獣に殺される事件が起こる。

テムと同じ演劇部で肉食獣の「レゴシ」は大型肉食獣であることに加えて、その性格や意味深の言動が災いし「テム」を殺したのではないか?と疑いの目を向けられてしまう。幸いその疑惑は晴れたのだが、真犯人は見つからないままであり、肉食獣と草食獣に生まれた確執は消えることはなかった。

≪感想≫

主人公のレゴシは見た目こそ大柄で本当は戦闘能力も高いのだけど、あくまで草食動物と共存する事を優先に考える心優しい性格で、自分が肉食獣であることに強い劣等感を持っており自分の存在は「無害でありたい」と思っている。

一方、自らが肉食獣であることに自尊心を持ち肉食動物が自由に肉食できない世界への不満を持っているビルや、圧倒的なカリスマ性を持つも自分が草食獣であることに強いコンプレックスを持ち、大型肉食獣として振る舞おうとしないレゴシに苛立ちを感じるルイも登場する。

あらすじを読む限り殺人の真犯人を見つけるサスペンスなのか?というアニメなのかと思うのかもしれないけど、とりあえずこの1期では心優しいレゴシが食欲に屈せず草食獣の小悪魔ウサギ「ハル」を愛せるか?っていう恋愛話が主

+ultra枠は今までどちらかというと海外向けのオリジナル作品しか放送していなかったので(配信もネットフリックスのみ)合わないと感じていたのだけど、この作品は日本人も違和感なく観れるつくりになっていて安心しました。

基本CGで創られた作品ですが、表情や動きが柔らかくCGに抵抗がある方も違和感がなく観れます。作品中にも水彩画の様なシーンがあったり、演出など映像面での拘りはかなり強くお洒落な演出も多いですよ。

ストーリーによって変わるEDも楽しみのひとつでした。

あと、レゴシ役の小林さん、ハル役の千本木さんの演技が素晴らしいのでそれも是非。

 

9位 星合の空 

≪あらすじ≫

中学2年生の桂木眞己は母親と引っ越しして、志城南中に転校、幼馴染だった新城柊真と再会する。

男子ソフトテニス部で部長をしている柊真は、廃部の危機を乗り越えるべく奮闘、運動神経のいい眞己に目をつける。
だが、母子家庭の眞己は家事で忙しく、入部を一蹴。柊真から「入部してくれたら月1万円、試合に勝ったら1万円、合計4万円金を払う」という約束で、眞己はソフトテニス部に入部。夏の大会で最低一勝することを目標に、二人はペアを組むことになる

≪感想≫

今までソフトテニス部は顧問(過去に闇あり?)生徒ともに本気で活動していなく、眞己登場時も辛辣な言葉を浴びせられ煙たがっていた。

しかし、眞己の練習方法に徐々に興味を持ち始め、試合に勝てる楽しさを知り(これも眞己の計算。眞己凄い策士)練習試合などにも積極的に行う様になる。

その一方、部員の家庭環境はそれぞれ複雑で毎話その複雑な家庭環境を観させられる(笑)これでもかっていう毒親オンパレード。それでも重たい空気になりすぎず何故か優しい気持ちになれるのは脚本のおかげかな。

そんな家庭環境を毎度観させられる訳だけど、全て解決できるのか?それとも俺たちの戦いは続く的エンドなのか?どちらにせよ上手くまとめてくれ・・と視聴者は思っていたのだけど12話を観て愕然。まさかの打ち切りエンド。

しかもめちゃくちゃ最悪な終わり方で過去最低な後味・・

監督のツイートいわく元々24話だったのが放送局(TBS)の都合で12話に短縮になったと。(放送半年前にはそれはわかっていたそう)

それに納得いかなかったから12話にまとめず、24話中の12話で終わらせました。

続き観たいんだったらDVDとかグッズ買って下さい。と・・。気持ちはわかるけどそれを最終回のタイミングで言うなよ・・・。あともっと頼み方あんだろと凄くがっかりしました。

作品自体は細かな作画ミスもあるも、テニスの試合作画は素晴らしかったしキャラクターデザインも内容も1話につき何度も見るほど愛らしい作品でした。終わりこそ良ければとても良い作品だったので残念。。。

 そんな後味悪い終わり方をしたこの作品ですが、内容は心に響くものになっているので、もし興味があれば観てくれたら嬉しいです。

 

 10位(2作品あり) 私に天使が舞い降りた!

 ≪あらすじ≫
ある春の日、オタクで人見知りな女子大生・みやこが住む星野家に、妹の小学生・ひなたが新しくできたという友達を連れて来ました。その友達、花ちゃんを一目見た瞬間から、みやこはドキドキが止まらなくなってしまったのです!まるで天使のような花ちゃんと何とかして仲良くなりたいみやこは、自分の得意なお菓子作りで気を引こうとするのですが……。(公式HPから引用)

 ≪感想≫

 あらすじが思いつかなくて公式HPからあらすじ引用したらなかなかぶっとんでいたので採用。

 原作がコミック百合姫っていう名前の通り百合漫画誌で連載されていますが、ライト百合作品というかそこまで気にしないで良いかと・・みやこが花ちゃんを可愛いと思うのは感じましたが、ただ小さい子好きなんだろうな位で恋愛感情は全く感じない、ほっこりハートウォーミングな作品でした。

制作会社は動画工房。とにかく小さな女の子を可愛く魅力的に描く事に定評があります。しかも、この作品は特に気合いが入っていた様な・・

萌えアニメ嫌いな人もこの作品観れば大体萌え殺されると思う。アマプラのレビュー☆4.4/5がそれを物語っています。(アニメ作品では相当高い)

あらすじ見る限りメインは花ちゃんとみやこな筈なんだけど、スタッフの好みなのでしょうか?みやこの妹ひなた、ひなたの事が大好きな乃愛の方が凄く可愛く描かれている(笑)

そんな私も大好きな選ぶひなた、乃愛ベスト可愛いシーンを発表しようと思いま~す! 

 ☆ひなた・・・エピソード10でみやこに可愛く髪形をセットしてもらって「みゃ~姉~!ありがとう!」と喜びながら回転するシーン

☆乃愛・・・エピソード4で「でも可愛い私の浴衣姿を撮りたくなっちゃうのは仕方ないと思う」と浴衣姿でジャンプしながら回転するシーン(本気度が違った。制作スタッフにめっちゃ乃愛好き居るだろって思った)

萌え初心者にお勧め(上級者向けだったらごめん・・)

 

10位(同率) RobiHachi

 ≪あらすじ≫

G.C 0051。人類が宇宙人と惑星連邦を結成して半世紀、今では気軽に宇宙旅行を楽しむ時代。NEOTOKYOでは惑星「イセカンダル」の広告がさかんに流れていた。
ルポライターのロビー・ヤージは、事故にあったり投資話に騙されたりと不運が続き、借金取りから逃げ回る日々。ある日かばんをひったくられるが、その場に居合わせたハッチ・キタという若者に助けられ、ことなきを得る。だが翌日、ハッチは借金取りのバイトとして、ロビーの家に訪問。ロビー宅内での騒動の最中、さらに金融会社社長のヤンがアロとグラを従えて自ら取り立てとしてロビー宅前に迫る。ロビーは数年前から定住していた自宅兼宇宙船「ナガヤボイジャー」を起動させ、ハッチを乗せたまま宇宙へ逃走。御利益があるとされる「イセカンダル」を目指す珍道中がはじまった。

(上手くまとめる自信がなかったのでWiki引用)

≪感想≫

東海道中膝栗毛』を下敷きにしたSFアニメ作品であり、原典の要素を取り入れた登場人物や地名などが登場するアニメ。メイン2人のキャラ名「ヤージ」「キタ」も弥次郎、喜多八からきています。

このアニメ、すごく好みが分かれるだろうけど私はかなり嵌ったし、こういうランキングにこの作品を入れる人あまり居なそうだけど面白い作品だったので、10位に入れました(笑)

このアニメ結構なスロースターターで、本格的に盛り上がるのは「エピソード6」からだと思う。2クールならまだ良いけど1クールだから(笑)そこまでで視聴者だいぶ減らしたんじゃないかと・・

最初はこのアニメ、女性向けのアニメなのかな~って思っていた。借金取りのヤンはロビーが好きすぎて宇宙まで来ちゃうし、主人公2人でBL展開でもあるのかなと思ってたし。

ただエピソード8の「メカるが勝ち」は完全に監督の趣味でロボ回(しかもクソダサなメカ)、だし、エピソード9の「亭主の好きなヒザクリガー」はオタク達が伝説のヒザクリガーアニメについてメタ発言を繰り返す回だし、そんな監督の趣味全開な話があるし、どの層がターゲットかわからないから勧めにくいんだわ(笑)

ヤンは表向きはロビーの借金取り立てだけど、本当はロビーが好きすぎて必死に追いかける様が酷く滑稽で可愛くて、徐々に子分達も分かってきて必死にヤンさんを応援するところが健気で良いやつだし。もうこのアニメ。ヤンさんが主役で良いんじゃないかな?

個人的に好きなのはエピソード7の「一寸先は闇の国」この回はプリパラで有名な森脇さんが関わっていてそれが凄く伝わるファンシーで狂気を感じる大好きな回でした。

高松監督は音響監督も兼ねていてふざけていても音楽にはガチな所が好きなんだけど、この回はそれが炸裂していて良かった。中毒性が高すぎて何度再生したかわからない。

音楽といえば、このアニメのED、木村昴の歌の上手さとリズム感の良さ、徳留君の綺麗な高音を活かした素敵なダンスナンバーでした。

2018年のアニメを振り返ったよ~

大それたタイトルつけちゃいましたけど、個人的に2018年の見たアニメで無事完走できて(最終回まで見れて)個人的にすすめたいよーと思った作品たち。

※2018年より前の作品の続編は除く(ペダル・Freeなど)そうなるとかなり数が増えてしまうため

 

学園ベビーシッターズ

gakubaby-anime.com

 多くは語らない。子供がとにかくかわいい。

嫌な人がいない優しい世界なので仕事で精神的に疲れた日もこれで癒されていました。

太っ腹にも公式が一話目無料配信しているので気になる方はぜひ


『学園ベビーシッターズ』 その1

  

博多豚骨ラーメンズ

hakatatonkotsu-anime.com

これ面白かった。博多が舞台の殺し屋殺しの群像劇なのですが、

ラーメンズの面々はそれぞれ大変優秀で、それぞれ一人の人間としてとても面白いキャラなのですが、私のお気に入りだったのはリンちゃん(※林憲明)

普段は女装をしていて可愛いのですが、中身は完全に男で話口調も完全に男です。

本当にこんな女がいたらかっこいいのにな・・・

 

ダーリン・イン・ザ・フランキス

darli-fra.jp

2クールもの。突然出現した巨大な竜に対抗する為、博士が開発した二人乗りの巨大兵器「フランクス」それに搭乗するために作られた子供たちの話。

アイマス(女)のアニメの監督やっていた錦織敦史が監督。人物の心情描写が非常に豊かでそこがとっても魅力的。

好きなキャラ紹介になっちゃいますけど、

イチゴ(「Code:015」)・・主人公のヒロが所属する第13都市部隊のリーダー。

とにかく正義感が強くみんなの頼れるリーダー。姉御・・・!ついていきます。って感じ。女でも惚れる。そんな潔く男らしい面もありつつ、昔から密かに恋心抱いていたヒロの前では、、、ちなみにこのキャラ、監督のこだわりが強く反映されたらしく、意志の強さが感じられるアシメの髪形が印象的。

 

ヴァイオレット・エヴァーガーデン

violet-evergarden.jp

戦争中「武器」と呼ばれ、心を亡くした少女が、「自動手記人形」という仕事に出会い

人としての感情を取り戻していく物語。きっとほっこり優しいきもちになれますよ・・・

とにかく映像がきれい。京都アニメーション大好き・・


アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』PV第4弾

 

多田くんは恋をしない

tadakoi.tv

生前の父の趣味を受け継ぎカメラ部に勤しみながらも、祖父の喫茶店でバイトをしている。そんな主人公の多田くん。

少しだけ地味ながらも平和に過ごす中、ラルセンブルクという国から留学してきたかわいく天真爛漫なテレサちゃんと出会い・・みたいな話ですよ。タイトルは恋をしないとか言ってるけどどうなの?って話ですよね?

ただ本当に多田君が優しい人間で天然ジゴロなところもあるからかも。周りの人間も本当に良いやつで、、多田君の親友である「伊集院くん」普段はナルシストでうざいけど、、5話を見てほしい。私は泣いた。やっぱり宮野真守って演技上手ですね。

制作スタッフに関しては大人気だった「月刊少女野崎くん」のスタッフが再集結。好きだった人はぜひ。アニメーションとても綺麗ですよ。


TVアニメーション「多田くんは恋をしない」PV第2弾


美男高校地球防衛部 HAPPY KISS boueibu.com

ざっくり言うと

眉難高校(なぜかここは頑なに美男ではない)の何もしない部「地球防衛部(笑)」に入部しているメンバーが変身して、防衛部を敵対視している生徒会が作った怪物と戦うっていう話(正確に言えば生徒会についてるフラヌイっていうフェニックみたいな小動物が生徒会の正義感を利用して怪人を作っている。なんか説明してたら自分でもよく分かんなくなってきた・・・)

前回の「LOVEシリーズ(OVA含め3期まであるよ。良かったらみてね)」とは出演キャラクターも全然違うので(確か10年後の世界?)ご注意を。

先ほど生徒会にはフラヌイっていうフェニックがついてるっていう話をしましたが、防衛部にもカルルスっていうカワウソみたいなものがついており、そいつがなかなかあざとくって可愛い。人懐っこく人をハッピーにさせるのが好き。小動物好きには正直たまらん。

変身バングも見どころの一つ。前シリーズ1期はプリキュア風、2期はセーラームーン風の変身バングでしたが、今回はおじゃ魔女風。パロディ大好きな高松監督の遊び心炸裂。提供の時にはじっこに毎回細かな設定が書いてあるのも密かな楽しみの一つです。

 

前回は若手ながらも知名度があるメンバーが居ましたが、今回は全員新人でレギュラー経験なし。正直演技は拙いところはありますが、回を追うごとに成長を感じるのは楽しいです。

 

 鹿楓堂よついろ日和rokuhoudou-anime.jp

和服が似合うイケメン・イケボな男たちが和風喫茶やってるよ。その時点で癒される。

そんな彼らがお客さんをおもてなしつつ悩みを解決したりする話です。

出てくるお食事も美味しそうですし、意外にもギャグがぶっとんでいてほっこりしつつも笑える作品です。

はたらく細胞hataraku-saibou.com

子供から大人まで大人気だった細胞の擬人化アニメ。

血小板ちゃんのかわいさにはみんながメロメロになりました。

だから、私があまりお勧めしなくても良い様な気もするが。。

最近のアニメの人気あるとこ全て詰めこみましたて感じの凄いアニメ。こりゃ人気出るわ。

 

 BANANA FISHbananafish.tv

2018夏~秋クールまでの2クールアニメ。

私、原作読んでない世代なのですが素直にとても楽しめました。

とにかくアッシュの身体能力・戦闘能力の高さと知性の高さ・そしてルックスの良さに魅了された。というか魅了されない人は居ないと思いますが・・・

敵があまりにも多いため常に緊張状態にあるアッシュですが、英二にしか見せない表情もまた魅力的でした。

あまりにも静かな終わり方。しかもおまえかよ!と怒りを感じた。

 

風が強く吹いている

kazetsuyo-anime.com

2018年秋からやっている2クールアニメ。つまりまだ間に合います!

なにがこの記事こんなに急いで更新してるかって1/8までティーバーで無料で観れるからなんですよ。ぜひ観てほしいので・・・

三浦しをんの小説が原作の箱根駅伝のアニメ。メディア化は色々されている作品なのでもうみなさん何かしら観ているかもしれませんが。

脚本は「桐島、部活やめるってよ」の喜安浩平さん。この脚本がまた本当に良いです。毎回胸につきささり、そして考えさせられます。

人間的に未熟なカケル(個人的にはとても共感できる愛らしいキャラクターですが)が成長していくところ、一歩ずつではありますが、周りの人間を認めて打ち解けていくところ。凄く丁寧に描かれています。

作画もとてもよく、声優さんの自然な演技もとても好き。普段アニメ観ない人でも観てしいな。

 

ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。

beelmama.com

ガンガンでこんな可愛い作品やってたんかい!

パステルカラーの色味がとても可愛く、出てくるキャラクターもなんとも憎めなく可愛らしいです。

これも嫌な人が出てこない優しい世界の話。作者、アニメ化にあたってプロデューサーに企画書提出して「アニメ化するなら仕事が終って疲れている人が癒やされる様なそんなアニメにしてほしい」と提案したところ、プロデューサーとも意見が一致し、こんな(どんな)癒しアニメに仕上がった様です。作者もPもありがとう。

このアニメ、声優さんの演技も素晴らしいです。個人的にアスタルトの松岡の演技が好き。この人本当表現力が豊かすぎるw

疲れてる人に本当に勧めたい、そんなアニメです。

 

以上、よかったら見てね~~!